免許習得の件、おいおい・・ってBはブログを始めたとき記述した。
やはり、ここは避けては通れな程、苦労したあの日々を回想しよう。
これから大型バイク乗りたい女性。Bのような江戸時代であれば既に
三途の川を渡っている・・・と思われる年頃であっても希望をもっていただけるのでは
ないかと確信している。
Bの場合、教習所では伝説になっているのが一般の方であれば、そこまでの苦労はないはず。
いや私は・・という方でもBが今、大型バイクに乗っているという事実があるという事で諦めず
に・・・・
Bが中型免許を取った教習所は大型教習は扱っていなかった。ここは誤算であったかも
しれないが大型を取ることは、当初、想定していなかった。
同じ教習所の系列校へ通う事になる。
・・・・と言うことはコースも違うのである。ここ結構マイナスポイント。
中免を持っていて順調にいけば12時間乗ればいいわけである←余裕な表現。
そう思っていた。
ところがである。一時間目から問題を起こした。定位置に押すことさえままならず倒した。
そんな始まりであるが、一本橋ではかなりの延長料金を払う羽目になり。波状路では転倒し
クランクでは加速してしまい乗りあげコース外に出ることもしばしば・・
そのたび、涙するB。
しかも、もうやめる!!と周りに八つ当たりする始末(ガキか〜)
しかも←しかもを使いすぎ!
Bはローンを組んでドゥカティ・ハイパーストラーダを購入し、販売店に
預かってもらっている、、という現実は身の程知らずだと夢にまででてきた。
そうしながらも、なんとか見極めまで進む。
周りの知った顔は皆消えて行く、、悲しいやないかい!(決してこの世を去られたのでは
なく、もちろん卒業されて行ったわけで)
なんと見極めは一発。教官から『期待を込めて』となんとも不可解なお言葉を頂いた。
、、とここまで行くとあっさり〜と思うじゃないですか!
ところが、いや、案じた通り
卒検①
開始数分で課題の一つ目であった波状路を危なっかしく通過したと思ったら、目の前のスラ
ロームのパイロンを倒し、、中止。
卒検②
開始数分で、波状路で派手に転倒、、中止。緊張し過ぎて1速のところをなぜか3速に、、話
にならない。そりゃエンストするだろ。
卒検③
またもや。ネタではなく、課題ひとつめのスラロームをボーリングでストライクをするかの如く、倒
す。試験官もさすがに言葉なく『緊張し過ぎです』
知っとるがな。
肩を落として帰るBはあまりにもかわいそうだ。
『先生〜何回落ちた人知ってます?』涙を流してもBの年頃ではキラキラした目で見つめても可愛さ
には欠ける。
『、、4〜5回ですかね、』
あと、2回。残しておいたボーナスも補習と検定で諭吉が飛ぶという現実に変わりはない。
そんなBのモチベーションを上げるため、ムルティ師匠は隣県にBのハイパーストラーダを取りに行
ってくれた。
『眺めて磨いとけ〜』優しさなのか、虐めてるのか。ありがとよ。
そうして
卒検④、、当たり前のように、スラロームでストライク。もう目も当てられない。
もう、教習所に足を運ぶことさえ辛くなったが、、性格上、受付の可愛い女性に
『また、来ちゃいました〜』痛すぎるだろB,
卒検⑤
もう、ヤケクソなのに緊張するB。
仲良くなった中免とりのヤンキー少年17歳に励まされる。優しいのよ。
いい子だ。
で、どうなったか?
なぜか、当たり前かスラロームでストライク。はい!停止。
呆れたでしょ。そうでしよ。皆んなBを笑ってるでしょ。
そんな被害妄想に襲われ
、、、もうやめたーーーーー
ムルティ師匠にほざいてみた。『次はとってこい』
ここからは記録更新やないかい。
というわけで
卒検⑥
ヨタヨタしたものの、一本橋一気にすり抜け、まさかのスラロームがガーター。
で、、その他の課題も危なげに(危なげなくと書きたいところではあるが)クリア。
そして。 な・ん・と発着点に戻れたのである。
6回目、
6回目、
6回目←しつこい
合格したのである!
その日は警察学校の20代の中免を受けた2人も合格。
3人で合格証書を受け取る。
泣くなB
今回は嬉し泣きである。ホントに嬉しかった。
懐具合は最悪な状況ではあったが、見事。免許を手に入れたのである。すぐさまムルティ師匠に報
告したことは言うまでもない。
そして、Bのバイク人生が始まる。 あの日本縦断に旅立った
のはその数日後である。(あえて太字)
追記 Ⅰ
残っていた補習と検定料の領収書の一部↓・・・・ヒステリックに破って捨てたものがあることは
良い思い出となることであろう。・・・なわけない。
追記 Ⅱ
Bは一応、小さな部署ではあるが(注釈:6名)で一応、中間管理職をしている都合上、教習は夜間
受けていた。
ただ検定だけは、ほぼ平日であったため昼休みを利用し、制服のまま検定を受けた。
(すぐ業務にもどれるため。。そう、しがない中間管理職に余裕はない)
皆、落ちるたび真っ赤な目をして何事もなかったように仕事を再開するBを不憫に感じたであろうと
推測できる。
そんな、そんなBに後日知ることになるが、、可愛がっていた20代男子部下は前もって、合格祝い
を準備していてくれていた。(もちろん落ち続けていたので、渡すこともできずいたことは後で知る)
で・・
6回目の検定は休日であったため後日、報告すると↓↓
なんて、なんて素敵。
そんな奴に成長したんだ。ふむ、教育が行き届いている(必ずB目線・・いたい)
素直にありがとう・・と乙女にような表情で言ってみたが、伝わったかどうかは
さだかではない。
こんな、大型自動二輪免許習得に道のりだった。
諦めなくて良かった。
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